あらすじ
「私には、どうしてお父さんとお母さんがいないの?」
祖母と二人で暮らしてきた少女フールは、ある日ずっと胸に抱えていた疑問を口にする。
祖母から告げられたのは、信じられない真実だった。
――両親は死んでいない。
二人は、この世界ではなく、古びた一冊の本の中に存在する異世界にいる。
満月の夜。
祖母から渡された本と真っ白な羊皮紙が光を放ち、そこに一つの文字が浮かび上がる。
【MAIN QUEST:両親を探せ】
こうしてフールは、顔も名前も知らない父と母を探すため、一人で本の世界へ飛び込んだ。
最初に出会ったのは、骨付き肉を持つ赤、本を抱えた緑、お金を大切にする黄色――語尾に「でぷ」をつけて喋る三つ子のゴブリン。
さらに盗賊猫オラクル、小さな精霊、剣士たちとの出会いを重ね、フールの真っ白だった羊皮紙はやがて世界を示す**『聖なるマップ』**へと姿を変えていく。
地図に刻まれた、正体不明の四つの【???】。
世界各地に眠る不思議な秘宝。
そして、それらを追い求める謎の組織――TIME。
なぜ両親はフールを残して消えたのか。
なぜTIMEは秘宝を集めているのか。
そして、両親を探す旅の先で待っている「真実」とは――。
これは、一人の少女が世界中を冒険しながら、失われた家族を取り戻す物語。
そしていつか――
本当に幸せな結末へ辿り着くための、大冒険。