あらすじ

大学三年の高橋直人は、ある夜、かつて自分が使っていた携帯番号へ、ふと思い立って電話をかける。 出たのは、その番号を今使っている、名前も顔も知らない女性だった。 一度で終わるはずだった電話は、二度目から「間違い」ではなくなった。 就職活動、卒業、社会人一年目。 用事のない夜に交わす声だけが、少しずつ二人の日常になっていく。 顔を知らないからこそ、言えたことがある。 会わないままだから、続いた時間がある。 これは、声だけを知る二人が、初めて「はじめまして」を言うまでの物語。

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カクヨム
カクヨム2026/09/12
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