あらすじ
ローゼン伯爵家の一人娘、アデル。
彼女は、ちょっと変わった厳しい家訓に縛られて生きていた。
恵まれた肉体を持つ彼女は、夜会の最中に王宮の最上階に立つ銀色の髪の美青年と出会う。
命を断とうとしていると察知したアデル。
「生きていれば良い事も必ずありますわ」
必死で手を伸ばす。
しかし、無情にも青年の身体は手すりを踏み外し、宙に──
アデルは青年を助けるために家訓を破り、手すりから飛び降りた。
目が覚めるとそこは……牢屋だった。
(……天国のお母様、アデルをお許しください)
この青年との出会いで、
脳筋令嬢アデルの運命は大きく動き出す。