あらすじ
高校一年生の暁路透真は、両親を失ってから何も選べなくなっていた。
進路も、昼食の場所も、好きだったダンスも。
口にするのは、いつも「どうでもいい」。
そんな透真の前に現れたのは、街の記録を守る高校生スパイチーム「灯標」だった。
任務は、銃撃戦ではない。
観察、会話、偽装、分析。
日常に紛れた小さな違和感を拾い、敵の嘘を見抜くこと。
久遠記録財団。
失われた資料を修復するはずのその組織は、裏で人々の記録を書き換えていた。
仲間との任務。
幼馴染との日常。
元恋人が残した謎の誤字。
そして、両親の死に隠された真実。
これは、止まっていた少年が、仲間とともに明日を選び直す物語。
放課後、彼らは街を守る。
嘘と記録をめぐる、高校生スパイたちの頭脳戦が始まる。