あらすじ
馬車馬のように勤めてきたブラック企業から、本日リストラされました。
体力も気力も失って、都会から地元の田舎に越してきた主人公。
祖父が残してくれた家で、のんびり田舎暮らしを満喫しつつ、次の仕事でも探そう と考えながら山中を散策していたら、ふと、毛玉のように白い小鳥と出会った。
身体は小さくふわっふわで、尾が黒い。
つぶらな瞳に、小さなくちばし。
なんて愛らしい鳥だ と喜んだのもつかの間…
「おぬし、秀暁と瓜二つの見目をしておるな。」
ん???
俺は幻聴が聞こえるほど疲れているのか?
「なんと、秀暁の血族であろうに、わしの言葉が聞こえぬのか。つまらんのぉ」
鳥が…しゃ、喋ったぁあ!?!?
祖父の残した山中には、なんと日本そっくりのパラレルワールド、別次元の現在地に繋がる世界が存在していた。
神隠しにも似た世界で、思いがけず動物の声が聞こえるようになった主人公は、山に住む動物たちとの交流を通じて生きる気力を取り戻していく。