あらすじ
太陽の光を浴びれば死んでしまう、この世で最後の吸血鬼・ルーナー。何百年もの間、誰とも関わらず夜だけを生きてきた彼のもとに、ある夏の日、太陽みたいに眩しい女の子・サンが迷い込んでくる。
「ルーナーは、サンの友達よ!」
出会って一時間も経たないうちに、押し売りのように友達を宣言されたルーナー。戸惑いながらも、サンの明るさに少しずつ日常を侵食されていく。
けれど、ルーナーが最も恐れていたのは「知られること」だった。血を飲む化け物だと知られたら、きっと怖がられる――そう思っていた矢先、サンの口から告げられたのは、思いもよらない事実で。
孤独だった吸血鬼が、太陽のような少女と出会い、少しずつ変わっていく物語。