あらすじ

渋谷が異世界に飲み込まれても、生ミルクティーは売ってる。 神宮寺あかりは三千十九歳の魔族。異世界の城で令嬢をやっていたけど、百回目の家出で逃げ込んだ渋谷が気に入って、金髪のギャルとして暮らしていた。そこへ街ごと、S級ダンジョンに飲み込まれた。スクランブル交差点は奈落の谷になって、109は上が雲の中。半年経っても、救援は来ない。 魔力は消えて、残ったのは千里眼だけ。遠くまで見渡せて、隠れているものも見つけられる目。あかりは道玄坂の端に机を出して、千里眼占いの配信を始めた。相談は迷い猫でも迷い人でもいい。占うだけじゃなくて解決まで付き添うのが、この店の強み。報酬はお金じゃなくて、渋谷のおいしいもの。 ただし、正体は隠している。ときどき隠しているほうの声が出て、そのときだけ話がやたらと早い。 視聴者が見たいのは奈落の底。あかりが撮りたいのは、この街のふつうの一日。 奈落に降りて、猫を探して、街の誰かと誰かを繋ぐ。そうしているうちに、渋谷の掟破りってことになって、魔王から賞金首にされていた。 「身に覚え、ちょっとしかないんだけど」

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小説を読もう2026/09/12
  • 現在の作品街ごとS級ダンジョンに飲み込まれた悪役令嬢、ギャルのふりして千里眼占いを始めたら、気づけば魔王から賞金首にされたんだけど!