あらすじ

高校時代の元彼と、社会人になって同じ会社で再会した。 しかも彼――西嶋先輩は、今では私の上司。 けれど私には、遠距離恋愛中の彼氏がいる。 浮気性で、女癖が悪くて、それでも二年も続いている恋人・綾野君。 だから、昔の恋なんてもう終わったこと。 そう思っていた。 西嶋先輩と再会するまでは。 無愛想で、人を寄せつけない今の先輩。 なのに、困っている時には助けてくれて。 酔ったふりをして手を繋いできて。 「そうやってまた、好きでもないやつと付き合ってんの?」 そんな言葉まで投げかけてくる。 終わったはずの恋。 終わってもかまわないと思っていた今の恋。 どちらも私には、どうでもいいはずだった。 それなのに。 忘れたつもりでいた高校時代の記憶が、少しずつ胸を痛ませていく。 あの時、私が拒まなければ。 あの時、もう少し素直になれていれば。 私たちは、こんなふうに拗れた大人にはなっていなかったのかもしれない。 そしてある夜。 私は西嶋先輩に告げる。 「あの日の続き、しませんか?」 これは、終わった恋をやり直す物語じゃない。 恋に、もう一度向き合う物語。

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小説を読もう2026/09/12
  • 現在の作品【完結】キスからその先は。