あらすじ
42歳の冒険者レイン・フォードは、15年間所属していたパーティーを追放された。
若くて強い後任も見つかり、手元に残ったのはわずかな金だけ。
「まあ、仕方ないか」
復讐する気も、見返してやる気もない。
これからどうやって食っていこうか――そんなことを考えながら森で仕留めた魔物を、本当に食ってみた。
すると。
【《瞬脚》を獲得しました】
どうやらレインには、食べた魔物の能力を自分のものにする力があったらしい。
しかも、その力で助けた金髪黒ギャルのリナから、なぜか猛烈に懐かれてパーティーを組むことに。
さらに次の依頼では、今度は白ギャルのセシリアまで拾ってしまう。
「おっさん、あーしと組んで正解だったっしょ?」
「レイン様、当然私もご一緒しますよ?」
実は2人とも、レインとは子供の頃に出会っていて――彼にとっては覚えてもいない出来事が、少女たちにとってはずっと忘れられない初恋になっていた。
けれど当の本人は42歳。
19歳の美少女2人から好かれるはずがないと、まったく恋愛対象にされていることに気づかない。
魔物を食えば食うほど増えていく能力。
黒ギャルと白ギャルに挟まれて、どんどん騒がしくなる毎日。
これは、追放されて金も居場所も失った42歳のおっさんが、魔物を食って強くなり――気づけば仕事も、家も、そして自分を大好きな2人のギャルまで手に入れていく、第二の冒険譚。