あらすじ
公爵令嬢クラウディア・フォン・ヴァルンシュタイン。
厨二病をこじらせ、「闇に選ばれし者」を自称する変わり者。
闇しか使えない出来損ない——そう蔑まれ、第二王子ジークフリートから婚約を破棄された挙句、好色な大公への輿入れまで命じられる。だが両親の機転で、彼女は公爵領の辺境へと逃がされた。
けれど誰も知らない。彼女が本当は、全属性を操り、教会が独占する回復魔法さえ使いこなす規格外の魔力の持ち主だということを。
辿り着いた辺境で、クラウディアが目にしたのは——人間に虐げられ、街の外へ追いやられた魔物たちの姿だった。
「なぜ見た目で、それほど差別するのか意味が解らん」
種族に貴賤なし。それが理でないなら——我が理となろう。
厨二令嬢の、規格外で心あたたまる辺境スローライフ(時々無双)、開幕。