あらすじ
「トバリ」
世の中には、「トバリ」というものがあります。
しかし、霊感のない人たちには、幽霊とか、化け物とか、悪魔とか――そういった存在を認識することさえできません。
「トバリ」が何なのか、誰にも分かっていません。
ただ、時折、トバリが薄くなることがあります。
そのとき、こちら側に何かが入り込んでくることがあるのです。
いつ入ってくるのか。
何が入ってくるのか。
そして、入ってきたものが何をするのか。
その目的さえ、誰にも分かりません。
それが何なのか。
どこから来るのか。
どうすれば防げるのか。
何も分かっていないのです。
この話は、そんなトバリが薄くなり、弾けそうになった出来事についての話です。
主人公は、刑事の高橋亮太と、新人新聞記者の村田さくら。
この二人が、説明不可能な出来事をきっかけに出会い、何が起きているのかを探っていく。
そして、そこから真実を探る物語です。