あらすじ
我が名はイサベル。
エンシェントドラゴン最後の生き残りにして、魔族を統べる『魔王』である。
人類からは「極悪非道の倒すべき怨敵」と恐れられ、亜人たちからは「救世主」と崇められている。
くっくっく、難儀なものだ。
立場や見方が変わるだけで、こうも印象が変わるとはな。
そんなある日、我が居城の最深部に、人類の希望たる『勇者』の小娘が乗り込んできた。
ついに決着の時。我が直々に出迎えてやると、そやつは突然武器を放り投げ、こうほざきおったのだ。
『ずっと好きでした! 私と付き合ってください!』
…………は? な、ななな……何を言ってるのこの子!?
わ、私を好きって言った!? え!? マジ!? なんで!?
私、人類の敵だよ!? 4000歳オーバーだよ!?
はっ!? ……コホン。
なんというつまらぬ戯言をほざくか勇者よ。
命乞いの冗談にしては面白いが、くだらんことを言わずにかかってくるがいい!
って、えっ!? なぜ近づいてくるのだ!?
戦いたくはない!?
告白しに来ただけ!?
ち、近っ!? 柔らかい胸が当たっているぞ!?
なぁにこれぇ……?
おっきぃ~……。
ってぇ!? にゃ、にゃにを言うのかこやつめぇええええ!?
勇者リナ「───というわけで! この物語は、素直になれない優しくて慈悲深い美少女魔王様と、勇者である私の仲睦まじいイチャラブ同棲生活の記録です!」
こらぁあああああ!
あらすじを勝手に乗っ取るなぁぁあああああ!!