あらすじ

三つの月が浮かぶ惑星ルミナス。激しい潮の満ち引きと、なぜか博多弁が根付いたこの星で暮らすミラ、ヒカリ、ユウの三姉妹は、ラジオ番組を通じて百光年離れた惑星アステリアの青年たちと知り合う。真面目だが恋には弱いミラはアレンと、爆笑ボケ担当のヒカリはケンジと、音楽を愛するユウはソウタと、少しずつ心を通わせていく。 しかしその頃、寒冷惑星ノクティアでは燃料や鉱物資源の不足を背景に強硬派政権が台頭。豊富な資源を持つアステリアの境界宙域へ艦隊を展開し、三つの星は戦争寸前の緊張状態に陥る。三姉妹はラジオと歌、そして持ち前の笑いで人々へ語りかけ、ついには「戦争より鍋」「奪うより分け合おう」という言葉を銀河中へ広げていく。敵だった兵士たちも、アステリアの人々の顔や暮らしを知ったことで引き金を引けなくなり、艦長ヴォルグは艦隊を反転。やがて市民の平和的抗議「アッカンベーショック」が政権交代の引き金となり、ノクティアにも和平への道が開かれる。 その後、三姉妹は高校生活、宿題地獄、恋愛事故、ずぶ濡れデートなど数々の騒動を乗り越え、社会人へ成長。ミラはアニメ制作会社、ヒカリは宇宙貨物会社、ユウは大手商社へ就職し、それぞれアレン、ケンジ、ソウタと結婚する。やがて三月、明日斗、海斗、スピカ、麦、レグルスら子どもたちが誕生し、笑いと優しさは次の世代へ受け継がれていく。 銀河を救っても宿題や会社のレポートを忘れ、家族旅行では必ず波をかぶり、子どもたちは列車の切符を忘れる。壮大な宇宙を舞台にしながら描かれるのは、恋をして、家族になり、笑い合いながら生きていく普通の人々の物語。百光年離れていても、人の心はつながる――そのことを、爆笑と涙で描くSFラブコメ大河である。

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小説を読もう2026/09/12
  • 現在の作品『銀河の果てでも博多弁』