あらすじ

結婚して二年、夫の気持ちが分からない。 和平のために隣国へ嫁いだ王女セシリア。 無口な夫の優しさに、期待しては勝手に落ち込んでいる。 結婚記念日の翌朝、夫が昨日を忘れていた。 二人きりの夕食も、髪に触れかけて引っ込めた手も。 そして次の朝には、セシリアから昨日が消えていた。 夫と妻が一日交代で、直前の一日を忘れてしまう。 昨日の会話を確かめるため、二人は共同の帳面をつける。 けれど、夫が残すのは仕事と妻の食事量ばかり。 食べ残しより、書いてほしいことがある。 それを言えば、何を期待しているか知られてしまう。 自分が忘れた日に、夫はどんな顔で自分を見ていたのだろうか。

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小説を読もう2026/09/12
  • 現在の作品今日は夫が忘れる日