あらすじ

夫婦の肖像画なのに、わたくしの隣には誰も座らないことになった。 「妻は飾りだ」 冷徹な公爵オズヴァルトは、妻に何も不自由させないことが愛情だと信じている。 けれど、ナディアが欲しかったのは、高価なドレスでも湖の絵でもなかった。 あなたと一緒に歩いて、同じ景色を見て、笑いたかっただけ。 願いを何度伝えても届かず、離縁状を置いて家を出た翌朝。 いつも完璧な旦那様が、靴下さえ履かずに迎えに来た。 「君の代わりなどいない」 ――それでも、わたくしは帰りません。 贈った花は返され、用意した逢引きは思いどおりにならず、妻が昔なじみのパン屋と楽しそうに話すだけで嫉妬する。 仕事では何でもこなす旦那様なのに、妻との待ち合わせひとつ、うまくできない。 まだ好き。でも、寂しい妻には戻りたくない。 別居から始まる不器用な公爵と、もう飾りではいたくない妻の恋のやり直し。 後悔と追妻の先に甘い夫婦の明日を描く、異世界恋愛。

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カクヨム
カクヨム2026/09/11
  • 現在の作品「妻は飾りだ」と言う冷徹な旦那様へ離縁状を置いて家を出たら、翌朝、裸足で迎えに来ました