あらすじ
高校1年生の桃瀬ハルは、どこにでもいる普通の少年。
成績も運動神経も平凡。
目立つことが苦手で、「自分には特別な才能なんてない」と思いながら高校生活を送っていた。
そんなある日、ハルは学校の倉庫で、古びた桃の形をしたペンダントを見つける。
それに触れた瞬間――
「鬼ヶ島が、現代に現れる」
という謎の声を聞く。
その翌日から、街では人々の「怒り」「嫉妬」「憎しみ」といった負の感情から生まれる怪物――**鬼(オニ)**が出現し始める。
そしてハルの前に現れたのは、犬のように鋭い嗅覚を持つ少年、
自由奔放な天才少女、
そしてクールな弓道部の少年。
彼らにはそれぞれ、
「犬」
「猿」
「雉」
という桃太郎伝説に由来する不思議な力が宿っていた。
4人は最初こそ反発し合うものの、学校生活や鬼との戦いを通して少しずつ距離を縮めていく。
やがてハルたちは知る。
鬼たちが目指しているのは、伝説の鬼ヶ島――。
そして、その鬼ヶ島は現在、彼らが通う高校の地下に存在していることを。
「怖くてもいい。俺たちなら、一緒に行ける!」
友情、恋、進路、ライバル、そして仲間との別れ。
普通の高校生だった4人の青春は、やがて世界を巻き込む「現代版・桃太郎」の物語へと変わっていく――。