あらすじ
中学最後の夏を迎えた神代怜司には、一つの計画があった。
高校三年間、公式戦無敗。甲子園五連覇。
春の選抜、夏の甲子園、そしてもう一度の春と夏。
出場可能なすべての甲子園を制覇する。
投げて、打って、走って、守る。
学力も高く、異常なほどの分析力と習得速度を持つ神代は、それを夢ではなく「実現可能な計画」として考えていた。
その舞台として選んだのは、名門でも強豪でもない。
新設校――蒼凛学園。
幼馴染の朝倉蓮、九条颯真。
集められていく個性的な仲間たち。
そして、彼らを待つ高校野球と新しい学園生活。
すべてを合理的に考える少年が、仲間と出会い、勝利を重ね、その計画にはなかったものを知っていく。
これは、最初から「最強」になろうとした少年が、本当の意味で王になるまでの物語。