あらすじ
「心霊現象って、糸を引くみたいに続いていくものなんだ」
高校の同級生Mから聞いたのは、あまりに脈略のない怪談だった。
骨董市でピエロの人形を買ってから、玄関から子どもの騒ぐ声が鳴り止まない。
小学校の校舎にいる夢。知らない女の先生と生徒達。夢から覚めると、頭上のテレビから這い出した女の腕に髪を掴まれた。
ある時、扉の向こうのにいるはずの子どもの声が近づいているのに気づく。
一人が泣きはじめると、二人三人続けて泣き出し、やがて一人の大きな悲鳴に変わっていく。
恐怖を感じたMはピエロの人形を返しに行くことにしたのだった。