あらすじ
奔放な「月子」と、冷めた性格の「陽香」。対照的な二卵性の双子は、互いのフリをして男たちを翻弄し、生きていた。
ある日、陽香は恋人の一夜から別れを告げられる。
「あなたの本命は月子でしょ」
そう冷ややかに受け入れたはずだった。
しかし、一夜が告げた真実は、陽香がひた隠しにしてきた過去を暴き出すものだった。
過去の忌まわしい事件。叔父の死と、姉妹の間に横たわる『秘密』。
一夜の救済の手は、果たして彼女に届くのか。
ラスト一行で、すべてが反転する衝撃の心理サスペンス。
──あなたは、目の前の彼女が「誰」か、分かりますか?