あらすじ
都会に住む大学生の朝月碧央は、いつも女性に声を掛けられる。
名前を知らずに彼女の言う通りに行動しては幻滅されることもしばしば。そんな生活を幾度となく、重ねて、今度は自ら好きだと言う女性を探そうとマッチングアプリで見つけた子が気になり始めた。
それは、ファストフード店で働く同じ大学に通う石原 結愛だった。バイト代稼ぎのようにマッチングアプリを使って、パパ活をしていた結愛は、朝月 碧央との出会いで本当の恋愛を知ることになる。
お金目的じゃない本当の好きを知った結愛は、碧央と交際していくうちに、お腹に赤ちゃんができる。パパ活で知り合った坂本敏彦は既婚者で二児の父であった。結愛が妊娠したことを知ると蒸発してしまう。本当の父は誰かで遺伝子検査で調べている最中に、父のいないままの出産になった。碧央が父になることを決意する。
そんな中、生まれたばかりの子供が坂本敏彦に誘拐される。初めての男の子だと跡取りが欲しいと連れ去られた。遺伝子検査の結果は、碧央であることが間違いなかったが、坂本は、これまでの不貞行為により、妻に逃げられてしまう。坂本は、生きる希望を失い、マンションの屋上から身を投じた。残されたのは亡くなった坂本の2人の子どもと碧央と結愛に生まれた子どもと合わせて3人。誰も育てる人がいないと、かわいそうに思った2人は、急に3人の親になることになった。血のつながらない家族でも繋がれるそんな恋愛物語。