あらすじ

王都セレスティアの東通りにある、小さな食堂《銀の匙》。 店を切り盛りする二十四歳のミレイには、少し気になる常連客がいた。 毎日ほぼ同じ時間にやってきて、同じ席に座り、同じ料理を頼む無口な男。 注文はいつも決まっている。 鶏肉とじゃがいものスープ。 それに黒パンを一つ。 そんな男が、ある日を境にぱったりと店へ来なくなった。 そして五日後。 ようやく戻ってきた男は、いつものスープをひと口食べて、こう言った。 「……やっぱりこれだ」 なぜ彼は、毎日同じ料理を食べに来るのか。 これは、王都の片すみにある小さな食堂と、一杯のスープに残る思い出の物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/09/12
  • 現在の作品王都の小さな食堂で、毎日同じスープを頼む男がいる