あらすじ

能力によって将来すら左右される世界。 レイが授かったのは、物に熱や硬さを足すだけの地味な能力――《付与》だった。 出力は低く、できることも少ない。 周囲が派手な能力を見せる中、レイ自身も「外れを引いた」と思っていた。 だが、仲間たちと戦う中で、レイは《付与》の奇妙な使い方に気づいていく。 物を硬くする。 軽くする。 仲間の能力と組み合わせる。 そしてある日―― 「分割に、もう一回を足す」 本来なら干渉できないはずの“能力そのもの”にまで、《付与》が届いてしまう。 その瞬間から、普段はやる気のない教師クロウだけが、レイの能力を見る目を変えた。 なぜ《付与》だけが、そんなことをできるのか。 人と魔獣を分けるものは何なのか。 そして、この世界で本当に“足りないもの”とは何なのか。 これは、何かを失わなければ前へ進めない世界で、 落ちこぼれの少年が仲間とともに―― **「無いなら、足せばいい」** という答えに辿り着く物語。

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小説を読もう2026/09/12
  • 現在の作品《付与》しかできない落ちこぼれ、世界にないものまで足せるようです