あらすじ

小学五年生のひよりのスマホに、ある朝突然現れた謎のアプリ『HYPNOSIS』。 試しに幼馴染へ「ジュースを買って」と命令してみると、本当に言うことを聞いてしまった。 鞄を持ってもらう。 掃除当番を代わってもらう。 プリンを買ってきてもらう。 しかも、使い終わったら解除すれば元通り。 「これ、ほんとに何でもできるんじゃない?」 すっかり調子に乗ったひよりは、毎回命令するのが面倒になり、幼馴染に少しだけ便利な命令をかける。 『ひよりが頼んだことは、できるだけ聞く』 『ひよりを優先する』 『ひよりが困らないようにする』 その日のうちに、催眠はちゃんと解除した。 ――だから、翌朝も彼がひよりの鞄を持とうとしたのは、ただの偶然だと思った。

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カクヨム
カクヨム2026/09/11
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