あらすじ
大陸北部、ラウネリア王国。
王都と城塞都市を結ぶ街道の途中に、小さな宿場村――リトナ村がある。
その村で宿屋『リトナのとまり木』を営む両親のもと、ディアナはごく普通の少女として暮らしていた。
宿を訪れる旅人たちの話を聞き、まだ見ぬ土地に思いを馳せながら、父と母を手伝う毎日。
もうすぐ十五歳になる彼女にとって、世界とはまだ、遠くに広がる憧れだった。
そんなある日、家族で王都の建国記念祭を見に行くことになる。
初めて訪れる王都。
賑やかな祭り。
そして、家族三人で過ごすひととき。
ディアナはまだ知らない。
その旅が、自分の人生を大きく変えることを。
そして彼女の知らない場所で始まった物語が、やがて彼女へ、さらにその先の世代へと受け継がれていくことを。
――――――――――――――――――――――――
何世代かの主人公になる予定です。完結目指して頑張ります。