あらすじ

夫の前では口をつぐむ楽器修理職人が、ヴィオラ役の夫に容赦なく声色を指導して、すれ違いを笑いに変える夫婦のラブコメディ。 マイウェンは夫のコランタンが大好きだ。けれど、楽器を気難しい客に見立てた独り言が漏れるたび、彼は顔を背けてしまう。夜も枕の上で失言を悔やみ、夫の前ではますます言葉が出なくなっていた。 これ以上嫌われたくなくて、夫の私物を預かるのは古いヴィオラで最後にするつもりだった。ところが、楽器にこぼした別れの苦情へ、迎えに来た夫が妙な声で返事をしてきて……。 待って。そのお客様、そんな声ではありません。 楽器の修理は終わったのに、夫の声には注文が尽きない。

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小説を読もう2026/09/11
  • 現在の作品楽器にしか話しかけないつもりが、夫まで返事を始めました