あらすじ
「君との婚約は、今日限りで破棄させてもらう!」
完璧な伴侶となるべく血のにじむような努力を重ねてきた私は、愛嬌と無邪気さだけが取り柄の令嬢に婚約者の心を奪われ、大勢の貴族たちの前で理不尽な婚約破棄を言い渡される。
一切の言い訳をせずに運命を受け入れた私は、一族から「欠陥品」と罵られ、過酷な北の辺境へと追放されてしまった。
絶望の淵で私を待っていたのは、歴戦の強者のような恐ろしい覇気を放つ大柄な騎士。
しかし、威圧的な外見に反して彼の瞳は驚くほど優しく、私に完璧な振る舞いを求めることなく、ありのままを愛してくれた。
これは、理不尽な理由で捨てられ凍りついていた心が、不器用で真っ直ぐな愛情によって溶かされ、本当の幸せを掴むまでの物語。
(※私を捨てた者たちは勝手に自滅しているようですが、今の私にはもう関係ありません)