あらすじ
二十九歳、嫁き遅れ公爵令嬢コーデリアは、幼馴染の大公ヴィンセントに契約結婚を提案される。
王国騎士団の第六師団長として活躍するコーデリアには、結婚しても騎士を辞めなくていいという条件は願ってもないものだった。一方ヴィンセントにとっても、妻がいれば山積みの縁談を穏便に断ることができる。
互いに利害が一致した、合理的な契約結婚。
……というのはヴィンセントの作戦で、ヴィンセントは四歳の頃からずっと、コーデリアに恋をしていた。
二十五年間、ひたすらに恋心を拗らせたヴィンセントの本心に、コーデリアはまったく気がつかない。契約結婚だから部屋は別々ですよねと言うコーデリアに、ヴィンセントは撃沈する。
二十九歳、仕事はできる大人二人。恋愛だけはポンコツです。