あらすじ

王太子アレクサンドルの婚約者となって十年。エカテリーナは未来の王太子妃として、学問を修め、国政に携わり、彼を支え続けてきた。 今夜こそ、二人の婚礼の日取りが発表される――そう信じていた。 だが夜会に現れたアレクサンドルが伴っていたのは、聖女マリアンヌ。しかも、その胸元には未来の王太子妃だけに許された王家の至宝《夜更けの雫》が輝いていた。 「今夜だけなら構わないだろう?」 「お前なら分かってくれる」 何度も聞かされてきたその言葉に、エカテリーナは静かに母の形見の首飾りを外す。 そして夜会の後、アレクサンドルは彼女へ「大切な相談」を切り出した。 十年間、理解ある婚約者であり続けたエカテリーナが、その夜に選ぶ答えとは――。

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小説を読もう2026/09/11
  • 現在の作品どうぞ、聖女様の手をお取りください――私はもう、あなたを待ちません