あらすじ
放課後に友人と階段話をしていたら、異界に引っ張り込まれてしまった。
お嬢様であること以外はごくごく平凡な五十鈴は、異形たちからは「美味しそうなごはん」なんて言われて追いかけられてしまう。
美味しくいただかれるなんて冗談じゃありませんのと逃げ回っていたところ、たんぽぽの綿毛のような異形頭の男に助けられる。
五十鈴は奇妙な頭であるものの礼儀正しく紳士的な彼に「異形をおびき寄せるために協力してほしい」と頼まれる。
「つまり餌でございます」
「いいい嫌ですの!美味しく食べられてしまうのは嫌ですの!」
何でもダンデは人ならざる存在を退治する仕事をしているらしい。
しかし現実世界へ帰めためには必要だと言われ協力することになり……。
これは奇妙でどこかコミカルな出会いから始まる、お嬢様と執事風人外の不思議でちょっと物騒な物語。
※TALES様にも投稿したものを改稿しています。