あらすじ

ローディア王国の騎士、ロアン・フェルナー。 若くして騎士団の中隊長まで上り詰めた彼は、敵国との戦いの中で、国と家族を守って命を落とした。 騎士として誇れる人生だった。 守りたかった者たちも守れた。 けれど、死の間際にロアンが思ったのは――もっと生きたかった、ということだった。 そして次に目を覚ました時。 なぜかロアンは、赤ん坊になっていた。 それも転生した先は遠い未来でも、別の国でもない。 自分が死んだ直後の世界。 前世の妹が産んだ、息子だった。 前世の両親は祖父母に。 妹は母親に。 弟は叔父に。 しかも成長するにつれて、顔は前世の自分とどんどん瓜二つになっていく。 家族はそんな俺の前で、今日も死んだ前世の俺を偲んでいる。 ……いや、その遺影の本人、ここにいるんだけど。 一度目の人生で、騎士として国のために生きた。 なら二度目くらい、自分の命を大切にして、自分の好きなように生きてもいいだろう。 今世では無理をしない。 英雄になんてならなくていい。 そう思って普通に生きていたはずなのに――。 前世で培った技術と、二度目の人生で新しく得たものが重なり合い、気づけばロアンは英雄と呼ばれたかつての自分すら超え始める。 これは一度目の人生を立派に生ききった元騎士が、 二度目くらい好きに生きようとした結果、前世以上の存在へと成り上がっていく物語。

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小説を読もう2026/09/11
  • 現在の作品死後すぐに輪廻転生した元英雄──妹の息子として普通に生きてたら、なんか前世超えた。