あらすじ
ナウゼン国に一人の令嬢がいた。
彼女の名前はヘンナ・アリエット。伯爵家の長女、十七歳である。
この伯爵家は、建国から続く由緒正しき家柄。誰もが一目置いていた。
そんな彼女は微妙に空気が読めないところがあった。
ヘンナが在籍しているアカデミーに隣国から王女が留学してきた。
ところが、最初は王女の周りには令嬢たちがいたのに、いつの間にか同じ学年の令息たちしか侍らなくなっていた。
その一人がヘンナの婚約者レインだ。
友人の婚約者も侍っていたため友人は憤っていたが、ヘンナは「色々おかしな点がある」と伝える。
その指摘を聞いた友人は、我に返って冷静になっていた。
これは、留学してきた隣国の王女に周囲が手を焼いていたときに、ヘンナが王女の謎を見つけていき、意外な結末を引き起こす話である。