あらすじ
シアは、世界中の魔剣や聖剣を作った伝説の鍛冶師だった。
しかし、本人には大きな問題がある。
若い頃に作った剣が、どれもこれも気に入らないのだ。
呪われた剣。
使い手を選ぶ剣。
強すぎて危険な剣。
扱いが難しすぎる剣。
シアにとっては黒歴史でも、世間では伝説の名剣として扱われている。
そしてシアは、それらを全部折るために旅をしていた。
マルはそんなシアの弟子として、彼女と共に世界を巡ることになる。
旅先で待っているのは、シアが過去に作った「伝説の剣」と、その剣を使う人々。
剣を折ろうとするシア。
剣を守ろうとする持ち主。
そして、その間で鍛冶師として成長していくマル。
さらに若き聖騎士エルも加わり、三人は各地に残されたシアの剣を巡る事件に巻き込まれていく。
一つの剣が、一つの物語を生む。
魔剣、聖剣、呪剣、英雄の剣――。
これは、伝説の鍛冶師の弟子となった少年が、様々な剣と人々に出会いながら一人前の鍛冶師へと成長していく、剣と鍛冶のファンタジーです。