あらすじ
「こちとらその魔女をぶっ倒した――神殺しだぞ!」
「神様なんて馬鹿げた日常よりも、伊藤河南子としての日々をお前とやり直したい」
「……信二が、そう言うのであれば」
「ガンジー気取りで居るつもりはありんせん。力も財力も惜しまん、いくらでも頼りんす……信二」
「流石は世界を救った男の……言葉は違うなぁ!」
「神殺シ、捕獲、僕、褒メラレル」
「お兄ちゃんのお名前は何て言うのかしら?」
「君はもう少し、利口な者だと思っていたよ」
「お初にお目にかかる、神殺し――ボクの名は、ツクヨミ。ツクヨミ・リ・イクスピアリ」
全世界を巻き込んだ十賢、魔女との戦いから一〇年、ミカエルの後を追うように彼は新人教師となった。
失ったはずの元・神、保育士となった幼馴染、伊藤河南子。
どこへ行っても彼に付き従う少女、元・情報粒子、八雲礼。
三人で暮らす中、世間では老若男女問わず失踪する事件が発生しており、その先にある未来で求められる問いに……彼は答える。
鳴海信二、二五歳。最後の答えを出すその時を迎える。
パロディ多めの現代SFノベル、「神殺し」と呼ばれた少年最終作。
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