あらすじ

「君には新しいものを買えばいいだろう」 三年目の結婚記念日。 オルネラは、夫の愛人の指に、自分の結婚指輪を見つけた。 磨きに出すと言って預かった夫は、内側に刻んだ誓いごと、別の女へ贈っていたのだ。 翌朝、彼女が差し出したのは離縁届。 「夜までには気が済むだろう」と夫は署名した。 もう帰らない妻がいることなど、考えもせずに。 叔母の家で暮らし始めたオルネラに、まっすぐな好意を向けてきたのは、旧知のベルサック公爵ユリス。 気遣いが先走ることも、舟をうまく漕げないこともある。 それでも彼は、彼女の笑顔を欲しがり、会うたびに次の約束を取り付けようとする。 その温かい手へ惹かれ始めた頃、元夫が古い指輪を返しに来た。 これで妻も愛情も戻ると、思い込んだまま。 もう一度、指輪を受け取るのは怖い。 けれど――この人との誓いなら、自分から選びたい。 結婚の誓いを軽んじた夫には、取り戻せない後悔を。 自分の意思で離縁を選んだ彼女には、照れるほど甘い恋と、愛される日々を。 新しい結婚と、その先の幸せまで描く、ざまぁ&溺愛の異世界恋愛。

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カクヨム
カクヨム2026/09/10
  • 現在の作品愛人にわたくしの結婚指輪を贈った旦那様へ、離縁届を贈りました