あらすじ
現代社会の裏に隠された異能の力――。『風』の異能を持つ孤高の少女・進藤美海に下された新たな任務。それは、今をときめく同年代の天才女優・天音ソラの「お世話係兼ボディーガード」だった。
異能の悪用を企む犯罪組織『プレジデント』の影から娘を守るため、ソラの母親であり事務所の社長であるマリカが、組織最強の兵器だった美海を雇ったのだ。
「私の美海ちゃん、今日からよろしくね!」
華やかな世界を生きるソラは、無愛想な美海を大歓迎。二人は私立聖華学園の同じクラスに通い、私生活から仕事場まで、文字通り二十四時間行動を共にすることになる。学校のクラスメイト、芸能界のライバル、そして襲いかかる冷酷な異能者たち――。様々な人々との交流の中で、孤独に生きてきた美海は「誰かを守る本当の意味」を知り、他人の本音が見えすぎて傷ついていたソラは、美海の裏表のない真っ直ぐな風(心)に救われていく。
「天音さん。これより貴女の『盾』となります。――私の風のエリアに、指一本触れさせない」
「今度は、私が美海ちゃんを守る番――! 私の『演技(ウソ)』で、世界だって騙してみせる!」
これは、風を操る少女と、光を浴びる少女が、騒々しい日常と過酷な事件の中で絆を紡ぎ、共に成長していく現代ファンタジー!