あらすじ
犯罪が蔓延し、治安が悪化した少し未来の日本。
そんな世界で、鈴木アンコは殺し屋として生きている。
ただし、本人は殺し屋になりたかったわけではない。
働くことが嫌いだった。
朝早く起きて、満員電車に乗って、気を遣いながら人と話して、毎日同じ場所へ通う。
そんな生活をするくらいなら、家で動画を見て、ゲームをして、好きなものを食べて、眠っていたい。
殺しの依頼を一件こなせば、普通に働くよりずっと多くのお金が手に入る。
運が良ければ、それだけで一年間働かずに暮らせる。
だからアンコは、殺し屋になった。