あらすじ
1998年、大都市の片隅で流行した“デート商法”。
異性への淡い期待を利用し、雑居ビルの一室で宝石や会員契約を結ばせる詐欺だった。
男子校あがりで女性に免疫のない若者たちは、普通のOL風の女性が見せる“恋の予感”を信じてしまう。
ある日、友人に「紹介したい人がいる」と呼び出され、僕は渋谷の雑居ビルへ向かう。
そこは「ライフサポート企画室」と名乗る、何をしているのか分からない会社。
hitomiの「CANDY GIRL」が流れる中、友人は宝石のカタログをめくり、担当の女性に甘い言葉をかけられていた。