あらすじ

三日月の輝く夜、季節外れの雪とともに、南嶺《ナンリン》王国にひとりの王女が誕生した。 銀の髪、碧い瞳、星模様の白い肌。 産声を上げることもないその子は、明らかにただの人間ではなかった。 王女に与えられた仮の名は、柊筮《しゅうせい》。 人の世界で育ちながら、彼女の内には《氷雪の妖精》としての力が静かに眠っていた。 そしてやがて訪れる〈目覚め〉の時。 人として生きてきた少女は、否応なく人ならざる存在へと変わっていく。 行き場を失った妖精を迎えたのは、紫紺の邪眼を持つ魔術師ラムダ。 そして、陽気なホブゴブリンのアミィストーン、物語を追い求める吟遊詩人フィロト。 ラムダは、名を失った妖精に新しい名を与える。 ――ラームファダ。 人か、妖精か。 愛するとは、護るとは、共に生きるとは何なのか。 人と妖精、魔術師と吟遊詩人、それぞれの想いと運命が交錯する、 詩と幻想の長編ファンタジー第一巻。

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カクヨム
カクヨム2026/09/10
  • 現在の作品『氷雪の妖精』氷雪の妖精物語Ⅰ