あらすじ
十五歳の洗礼を目前に、神殿から逃げ出した聖女ミア。
洗礼を受ければ一生神殿に縛られる――そう思い込んでいた彼女は、山間の古い小屋に住みつき、怪我人を見つけてはこっそり癒す“野良聖女”として暮らしていた。
村人たちからは、助けてもらったお礼に芋やパン、蜂蜜を山の入口へ置かれる日々。そんな気楽な生活の中、ミアは瀕死の騎士アルベルトを助ける。
ところが、目を覚ましたアルベルトはミアに一目惚れ。
騎士は追う。ミアは逃げる。
村人に「追うと逃げるぞ」と言われたアルベルトは、ついには食べ物でミアを餌付けし始めて――。