あらすじ
史上最強の剣士――剣尊アルド・ラグナス。
剣一本で頂点へ到達した彼は、戦争の最中、追い詰められた末に自らの弟子たちによって殺された。
そして死後、彼は剣術名家の四男ソード・刀尊として転生する。
十歳になったソードが授かったギフトは――【ネクロマンサー】。
剣士ですらない。
ましてや帝国では、ネクロマンサーが剣を持つことさえ許されていなかった。
だが、ソードは落胆しなかった。
前世ですでに、生きている者の中に敵はいなかったからだ。
「生者に敵はいなかった。なら、死者の中から探せばいい」
竜王。
魔王。
英雄。
そして、かつての自分自身。
強者の死霊を従えながら、ソードは再び剣の頂を目指す。
前世で辿り着けなかった――剣尊の、そのさらに先へ。