あらすじ
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「わたくしは標的なのですか!?」
「……命よりも重い、標的です」
――大型犬系護衛×チワワ系令嬢の、淡く、静かな執着愛。
感情が乱れると、周囲の物を浮かせてしまう――。
“欠落令嬢”と蔑まれる公爵令嬢エルネスタは、その特異な能力のせいで社交界から距離を置かれていた。
そんな彼女の傍にいるのは、戦場帰りの狙撃手ギルベルト。
無口で感情を表に出さない護衛だが、エルネスタだけは知っている。
彼の傍だけが、世界で一番安心できる場所だと。
白銀の森で過ごす穏やかな日々。
能力の訓練。
迫りくる婚約話。
そして、エルネスタへ異常な興味を示す謎めいた侯爵。
少しずつ変わっていく日常の中で、護衛と令嬢の距離もまた変わり始める。
孤独な令嬢の少女と戦場帰りの狙撃手が紡ぐ、静かな執着と救済のロマンスファンタジー。
〈主要登場人物〉
エルネスタ(12歳)
素直で無邪気な公爵令嬢。感情が高ぶると、周囲の物を浮遊させてしまう。好きなものは、愛犬のドミトリと、ギルベルトの「音」。
ギルベルト(23歳)
無口な銀髪の青年。戦場帰りの凄腕狙撃手で、エルネスタの護衛を務める。感情は読みにくいが、誰よりもエルネスタを大切に思っている。
セレスティーヌ(18歳)
美貌と気品を兼ね備えた公爵息女で、エルネスタの従姉妹。優雅に微笑む彼女の本性は――。