あらすじ
「セレスタ。悪いけど、ここから先は俺たち三人で行く」
半年間、支援魔法でパーティを支えてきたセレスタは、Dランクへ昇格した仲間たちから突然そう告げられる。
「実際に魔物を倒しているのは俺たちだ」
「それに私達、元々三人だったんだし」
自分はもう必要ないらしい。
それでも三人のことが心配なセレスタは、帰るふりをして、気づかれないよう少しだけ後を追うことにした。
危険な罠をこっそり解除し、苦戦すれば姿を隠したまま支援する。
そして三人が自分たちだけで魔物を倒した姿を見たセレスタは、安心して彼らのもとを去る。
「三人だけでも勝てたのなら……よかった。これなら安心ですね」
──彼らが、自分たちの本当の強さを勘違いしていたことにも気づかないまま