あらすじ
三週間前。北海道から何かが飛んできては世界各地に『水晶玉』が降って来たその日、動物や植物に寄生という形で埋め込まれてはまるで漫画やアニメに出てくる『モンスター』かのように各地方の市町村を襲った。
自衛隊などが攻撃を試みたが、歯がたたないモンスターもおり、少しずつではあるが後十数年もすれば確実に崩壊していく状況であった。
逃げ専気質のある高校二年生、優魔は畑や田んぼ、家畜や井戸などを併せ持ち、山の頂上ということもあってか避難所よりも便利だということで両親と一緒に祖父母の家で避難していた。
「……あ! 水晶……玉か? これ……」
散歩していたら『水晶玉』を見つけた。
何度か、テレビがまだ繋がっていた頃に中継でモンスターが街を襲っていた時に額や腹などに埋め込まれているのをみたことがあるが、まさかそれじゃないか……?
その水晶玉はとても小さくビー玉ほどであり、綺麗な水色をしていて輝いている。
中にはミジンコかどうかわからないが目に見える微生物のような生き物が動いていた。
「うわぁ! 気持ち悪っ!」
僕は手から離そうとした……が、よくよく水晶玉を見てみると中には液体が入っており、色がどんどん輝きだす。
「えぇ!? ちょっ! どういうこと!?」
僕はとりあえず手放しては逃げて、遠くの物陰から観察する。
……数十秒後。なんと! 水晶玉が完全に光ったその瞬間、アニメや漫画などでよくみる『魔法陣』のようなものを展開しては『水』がちょろちょろと出てきたのだ!
「ま、ま、魔法…………!?」
びっくり仰天と同時に厨二の心が開放。
そういえば、あの動物や植物らが不思議な模様を展開しては襲っていたことを思い出した。
「これは…………来たんじゃないか!? 来ちゃったんじゃないか!? ファンタジー!!!」
これは手に入れた『水晶玉』を使って、徐々に崩壊しかける日本でサバイバルしつつ、娯楽の少ないこの世界を嫌った主人公は全ての元凶と思われる『北海道』へ目指しそうとする物語……。(中にはこの世界で、この魔法で、好き勝手やっている人が各地にいて……!?)