あらすじ

「もし本当に王様の財宝でも出たら、学校にプールの一つくらい建ててやるよ」 考古学者・最上太一郎が何気なく口にしたその一言を、十二歳の水泳部員・香歩と来海は決して忘れなかった。 東南アジアの奥地、パク・ルアン山地。 十三世紀に忽然と歴史から消えたナムカー王国の碑文を追い、最上は未知の大洞窟へ挑むことになる。 ところが、なぜか二人の少女まで助手としてついてきた。 しかも――洞窟に入ってもスクール水着のまま。 「どうしてまだ水着なんだ!?」 「水泳部なので!」 「ここは水泳部でもプールでもない!」 地下河川、水没した通路、古代の碑文。 そして「三つの水」の果てで三人が発見したのは、山の内部に眠る巨大な石の都市だった。 考古学者は過去を読み、水泳部員は水を読む。 目指すは失われた王国の財宝――と、学校の温水プール! 考古学者と二人の水泳部員が秘境を突き進む、地底遺跡探検コメディ。

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カクヨム
カクヨム2026/09/10
  • 現在の作品失われた秘境にプールを求めて