あらすじ

太初、陽と陰は交わり、一滴の雫から蓮ノ御方が生まれた。世界のすべてを生み出した御方は力尽き、ラークタニーラ山でお隠れになったが、その意識は滅びることなく、代々人の子に宿り続けている。 シータ大公国の寒村に生まれたニマは、九歳のとき鏡の儀で額に赤い梵字を顕し、陽の転生者として大斎堂に引き取られる。故郷も、家族との日常も失った少年は、畏れと遠さに満ちた斎たちの眼差しの中で、静かな八年間を過ごすことになる。

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小説を読もう2026/09/10
  • 現在の作品開闢の御子―陽陰二柱、対にして生まれし者―