あらすじ
魔導具修理屋の息子・アルムが入学した王立クロノリア学院には、外の一日が内部では二日、四日、八日ぶん流れる特殊な空間が存在する。そこで過ごした時間は、そのまま本人の人生として積み重なっていく。
侯爵令嬢であり、普通の友達付き合いに憧れていたリシェル。
一緒に街を歩いて。
一緒にご飯を食べて。
くだらないことで笑って。
アルムとリシェルは、学院でたくさんの“初めて”を重ねていく。
ずっと同じ時間を歩いていけると思っていた。
けれど、生徒はいずれ、自分がどの時間で生きるのかを選ばなければならない。
リシェルには進みたい道があり、魔導具や古代機構を学びたいアルムにも、自分で選びたい未来がある。
一緒にいたい。
それでも、相手の未来を自分のために縛りたくはない。
速く生きるか、長く生きるか。
限られた自分の時間を、誰と、何のために使うのか。
これは、少しずつ違う時間を生き始める二人の、学院ラブコメ。