あらすじ

戦国時代――もし、名門・京極家が浅井氏の下剋上によって衰退することなく、近江の大名として生き残っていたら。 天文十六年(1547年)、京極家嫡男・京極高誠(たかまさ)が誕生する。 寡黙で心優しく、類稀なる抜刀の才を持つ高誠は、織田信長の妹・お市を正室に迎え、京極家臣として仕える明智光秀、幼馴染にして盟友・浅井長政らと共に乱世を歩んでいく。 浅井氏は京極家の有力家臣として存続し、お市は長政ではなく高誠の妻となる。そして光秀が織田家に仕えないことで、「本能寺の変」は起こらない――。 桶狭間、金ヶ崎、姉川、長篠、関ヶ原、大坂の陣。史実とは異なる道を辿り始めた戦国の世で、高誠はやがて、その圧倒的な武勇から「武神」と呼ばれる存在へ成長する。 織田、豊臣、徳川と天下人が移り変わる中、高誠が求めるのは天下ではない。 愛する妻と家族、信頼する家臣、民、そして名門「京極」の未来を守ること。 これは、滅びなかった京極家と一人の「武神」が紡ぐ、もう一つの日本史。

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カクヨム2026/09/09
  • 現在の作品京極家再興物語