あらすじ

【一途なゲーム主人公×悪役に転生した元ゲーム開発者】

 前世の記憶を取り戻した公爵家嫡男ユセフ・シルヴェインは、かつて開発に携わったJRPG『アルカナ・クロニクル』の世界で、自分が物語で破滅する悪役であることを知る。
 そしてもう一つ。この世界の主人公アレス・ブルックが、未来の負けイベントで命を落とすことも。

「お願い、アレスを生かして」

 その言葉を胸に、ユセフはアレスが学園へ入学する六年前から、未来を変えるための魔法研究を続ける。
 そして六年後。ついに出会ったアレスは、ゲームの中で知っていた「主人公」とは少し違っていた。笑ったり、傷ついたり、誰かを心配したりする、ひとりの人間だった。
 本来なら、悪役として彼を罵るはずだった。なのに本人を目の前にした瞬間、出てきた言葉は——

「よく頑張ったんだねぇ」

 不器用で、真っ直ぐで、誰よりも優しい。そんなアレスを知るほど、ユセフの中にある「救わなければ」という気持ちは、少しずつ別のものへ変わっていく。
 一方のアレスもまた、なぜか自分を気にかけ、無茶をしてまで守ろうとするユセフを、特別な存在として意識し始めて——。

 アレスを死なせたくない。そのためなら、自分がどうなっても構わない。——そう思っていたはずなのに。
 アレスを救うために奔走しているうちに、いつの間にか自分も救われていたユセフの物語。

---

かなりストーリー重視です(ゆっくり恋愛になっていきます)。
完結まで全て書き溜めています。

表紙イラスト:ひつじ(私です)

連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2026/08/16
  • 現在の作品最強主人公を救う、たった一つの方法