あらすじ

父が迷宮へ出たのは、俺が七歳の時だった。 「一週間で帰る」 そう言って家を出た五日後、迷宮の第六層で大崩落が起きる。 父を含む測量隊八人は、地下に取り残された。 持ち主が死ねば黒くなる《帰還札》。 父の札は、何年経っても白いままだった。 俺は大人になり、やがて北門で冒険者たちの帰還を確認する仕事に就いた。 父は帰ってこなかった。 そして二十七年目。 長く閉ざされていた旧第六層へ、新しい道がつながる。 ある日、いつものように帰還者を迎えていた俺の前に、一人の老人が立った。

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小説を読もう2026/09/09
  • 現在の作品一週間で帰ると言った父が、迷宮から二十七年ぶりに帰ってきた