あらすじ
「申し上げます。申し上げます。ただいまルシファー様より予言を預かりました」
城の中央部屋に兵士が慌てふためいた様子で声をあげた。
国の王である カルトゥス・アルファ。
国の王子である カルトゥス・レイン。
レインの師匠であるクレ。
3人の視線の先は自然と兵士に向いた。
「レイン様の余命が数年という預言が出ました」
レインは戸惑いながら父上に助けを求める。しかし、父上は反応を示さない。
「レイン、修行をしなさい」
その言葉にレインは絶望し怒りを露わにする。
父上に何度声をかけても反応はない。
「アルファ様は...レイン様を認識できないのです」
余命宣言された少年。
自分を認識できない父上。
そして、レインを知る魔女が王都に襲いかかる。
余命宣言の謎。自分自身に隠された謎。父上がレインを認識できない謎。
全てを知るために少年は旅に出る。